郊外楽園生活

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zoom RSS vintage` 06

<<   作成日時 : 2007/09/14 18:09   >>

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 ワインに関する短編小説ばかり集めたヴィンテージ06という本を読みました。ハンガリーのトカイワインや新潟の岩の原ワイン、ボルドーワインなどなどをめぐる物語。私はワインのことなどまったくわからなくてその辺のスーパーの安いワインが好きだしもっと好きなのはビール党なんですけど、この本を読むと小説を読んでいるのに一本ずつ違ったワインをいかにも飲んでいるかのように頭が勝手に味を思い描いてしまうのです。グラスに注がれる黄金の液体、それはグラスの縁をすべりおりくるりと回ってまろみを帯びて芳醇な香りをにおいたたせる、又口に含んだ瞬間に広がる渋みがあっという間にあまやかさに変わり口の中全体に広がっていく、又極めて繊細な1秒1秒味わわないと命が終わってしまうようなワインなどなど。
 私のワインとの出会いをあげるならもうずいぶん前ですが横田基地近くのとうすけというフランス料理の店でです。古い大きな旧家を改装した畳に絨緞を敷いてテーブルといすで料理を食べさせるという趣向の店でした。白ワインしか飲まないという私に店の人がぜひ味わってもらいたいチーズとワインの組み合わせがあると出してきたのが名前はぜんぜん覚えていないけれど飛び上がるように渋いどす黒い色の赤ワインと鼻がまがるくらいくさみのある山羊の初乳で作ったというチーズ。みなでためしにとチーズは5ミリ角に切ってもらいワインを口に含むとあの渋さあの臭みが相殺されてまろやかななんともいえない涼やかな味に変わってワインの醍醐味を垣間見た日でした。でも私はワインにはまることもなく、その後バブルが過ぎるとそのフランス料理の店も閉店してしまったとうわさには聞いていました。先日近くまで行ったのでどうなっているかみてみようといってみたところ瑞穂町の社会教育施設耕心館としてあったのです。玄関やなかにはいってからの階段が社会教育施設らしく明るく変わっていましたが以前レストラン部分だったところはランチ1000円で気軽に入れる和室を生かしたつくりの喫茶ルームになっていました。二階部分はピアノやフルートなどのコンサートが開かれる小ホールになっていました。あの建物がああいった形で生かされて又気軽にはいることができるのでちょっと幸せ感を感じた一日となりました。やはり私には生まれたばかりの子山羊山から初乳を奪ってまで作るチーズやそれにしか合わないワインよりなんにでもあい、皆が好きなワインが私もすきだななんて思ってましたが、こんな素敵な小説を読むとワイン一本一本にも作る人の物語、売る人、注ぐ人、飲む人それを見る人すべてに物語があるのだなと思わせられます。ワインのほろ酔い加減でよみかえしてみましょうか・・・・・

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